営業マンに向いている人・向いていない人【月収106万円 経験談】

営業 仕事

こんにちは、オリトです。

この記事では、

どんな人が営業という仕事に向いているか?向いていないか? 

ということを書いていきます。

基本的にはB to C(企業→個人)の営業について書きます。

僕自身が、社会人になって初めて就職した仕事が営業職でした。

初めての就職から3年目で、月収100万円超えが3回ありました。

4年半勤めましたが、それでも結局”自分に合わない”という判断をして転職しました。

(現在転職中)

就職や転職を考えている人たちの参考になれば幸いです。

営業職の種類

まず、一言に ”営業職” と言っても、色々な種類の営業があります。

  • B to B(企業から会社への営業)
  • B to C(企業から個人の顧客への営業)

の2つが一般的でしょう。

BはBusiness(ビジネス)、CはCustomer(カスタマー)です。

僕はB to Cで、外装リフォーム工事を販売する営業をしていました。

B to Bに関しては、正直詳しくないので、B to Cの営業を中心に書いていきます。

   

自分は向いている?向いていない?

そもそも、あなたの中の ”向いている” ってどういうことでしょう?

  • 営業職で成績が残せるかどうか
  • 営業職を続けてストレスがかからないか
  • 営業職として企業から採用されやすいか

このうちのどれかに該当するかと思います。

 「売り上げまくって、競争に勝って、稼ぎまくりたい!」

 「稼ぎは普通でいいけど、過剰なストレスがかからないか心配」

 「自分が性格的に合っているなら採用されやすいかも」

いろんな気持ちがあると思います。

   

結論から言うと、稼ぎたい」という気持ちが強い人が成績を残します。

そして、昇格もしますし給料も伸びます。

また、外向的な性格でなくても大丈夫です。

この辺りを分けて説明していきます。

給与の話。 月収106万円を経験。

給与については、会社によって給与体系が違うので、成績がめちゃくちゃ反映される会社もあれば、成績を一定以上残したら+●万円 という会社もあります。

僕の場合は、成績がダイレクトに反映される会社だったので、最高で月収106万円という時もありました。100万円を超えたのは3回でした。

初めて就職した会社で、3年目(20代半ば)の給料でした。なかなか良い給料ですよね笑

その代わり、働き方改革の前だったこともあり、労働時間はめちゃくちゃ長かったです。書類作成が追いつかず、泊まり込みをすることもありました。

それでも、給料に魅力を感じるのであれば営業職はおすすめです。若い頃は無茶もききますからね。

   

性格による向き・不向き

”営業職” というと、社交的で、会話が上手で、いつもニコニコしていて… というイメージがありませんか?

実際は、必ずしもそうではありません。

僕の上司だった方で、半期(6ヶ月間)の売り上げ成績が3回連続、ぶっちぎりで1位だった人がいます。

(3回目を取った後は昇格して、ランキング外になりました 笑)

その人は、全然社交的なタイプではなく、みんなの輪の中で雑談するときも、盛り上げるようなタイプではありませんでした。

人としてはすごく魅力的な所の多い人ですが、知らない人が見たら「この人がナンバーワン営業マン?」と思うほどです。

ただ、その上司のすごかったところは、”数字への執着心”でした。

”数字”というのは”売り上げ金額”です。

「数字にならない行動は無駄」と切り捨て、いかにスケジュールを組むか、に集中していました。営業手法の研究も常に行っていました。

また、余計な感情を入れません。「辛いなぁ」「断られたらどうしよう」などの感情を上手くシャットアウトしていました。

とにかく余計なものを捨てて、数字を上げることに集中できる人が向いていると思います。

ゲーム感覚で楽しんでしまう人も、成績を残しやすいようです。

   

また、外向的な性格ではなく、内向的な性格でも全く問題ありません。

内向的な性格の人の強みは、”しゃべり過ぎない” ”自分に向き合いやすい”という所だと思います。

あなたがお客様だとして、一方的に商品の説明をペラペラする人って嫌ですよね?

洋服店の販売員や、パソコンやスマホの販売員にもこのタイプは多いですが。

営業マンとして大事なのは、”聞くこと”です。 ペラペラ喋れなくて構いません。

また、内向的な人は自分と向き合う時間も比較的長いかと思います。自分の性格を深掘りすることで、営業しやすくなります。

そして、自分を深掘りできる人というのは相手の気持ちに寄り添ったり、深層心理を考えることができます。

外向的でも内向的でも、自分の強みを理解して活かしていけば大丈夫です。

   

ストレスについて

「どういうストレスがかかるんだろう?」

と心配する人は多いと思います。

これは、個人差が大きい問題です。 同じことが起きても、人によって ”ストレスと感じるかどうか” が違うからです。

また、ストレスの種類については、

  1. 営業成績へのストレス(ノルマ)
  2. お客様とのやりとりのストレス
  3. 人間関係のストレス

このあたりが挙げられます。詳しく説明します。

   

1.営業成績へのストレス(ノルマ)

会社にもよりますが、基本的には売り上げを上げないと(契約を取らないと)営業職として”仕事をしていない”のと同じだとみなされます。

当然といえば当然なのですが、頑張っても売り上げが伸びないときは、辛いと思います。

自分の中で精神的な落ち着きを保ち、売り上げを作ることに思考を集中させることができれば、このストレスは減ります。

訓練次第でこのストレス耐性はつきます。

あまりにも無茶苦茶を言う会社だったり、プレッシャーをかけ過ぎる会社なら転職しましょう。

僕が働いていた会社は、売り上げへのプレッシャーはあまり掛けないようにする会社でした。その点では働きやすかったです。

   

2.お客様とのやりとりのストレス

正直に言うと、僕はこのストレスが一番大きかったです。

契約後にもお客様とずっと関係が続くような仕事の場合、常にお客様を意識する必要があり、電話も来ます。

僕の会社はリフォームの会社だったので、工事を受注して、工事が始まった後も自分が窓口になります。

工事が終わるまで(終わった後も)自分が窓口になるので、何かあったらすぐケータイに電話がきます。

お客様からすれば、こちらの休日は関係ないので(工事は進んでいるので)、せっかくの休みに電話対応に追われることもあります。

例えばあなたが、知らない人と話したり、友達とずっと会話したり、そういうことにストレスを感じにくいなら、問題ないかもしれません。

   

また、一定数クレーマーも存在します。

B to Cの職種なら、販売職など、なんでもクレーマーはつきものです。仕方ないと言えば仕方ありません。

   

3.人間関係のストレス

「人間関係のストレスなんて、どこで働いてもつきものでしょ。」

と思われるかもしれませんが、営業職の場合は少し特殊な部分もあります。

なぜなら、個人の営業成績 が分かりやすくランキングで発表されるからです。

なんとも思わない人もいますが、基本的にはこの売り上げ数字や順位にとても執着するのが営業マンです。

競争心だけならまだしも、嫉妬や恨み という感情が入ってしまうこともあるようで、そこに巻き込まれると面倒です。

僕自身は、良いか悪いかは別としてそこまでランキングに興味がなかったので特に問題はありませんでした。

トップ争いをしている人たちは、色々と問題もあったようです。

「別に何を言われても気にしない」「上手く気配りをして立ち回れる自信がある」ということであれば、この部分は特に問題ありません。

   

まとめ

参考になったでしょうか?

「ストレスでも長時間労働でもなんでもこい!稼ぎまくってやる!」という気持ちがある人には営業職は特におすすめです。

若い頃は多少の無理もききますし、結婚もしていなければ家族のことまで考えないでがむしゃらに働けますからね。

そういう期間がある人生も良いと思います。

      

僕自身はもともと「営業なんてやりたくないな…」と思っていたのですが、「克服したら役に立つかも」という気持ちで続けました。

今は営業職を離れましたが、やってみて身についたことは本当に多かったです!

「営業職を経験するメリット」という題材で、また別の記事を書こうと思います。

   

最後まで読んでいただきありがとうございます。

コメント

  1. […] 営業マンに向いている人・向いていない人【月収106万円 経験談】営業マン… […]

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