【給与公開】歩合営業マンの実際の給与(新入社員から5年目まで)

営業マン時代の給与 仕事

今回の記事では、営業マン時代の給与を公開します。

営業職の給料

僕は今営業職ではありませんが、社会人になって最初に勤めた仕事が歩合制の営業の仕事でした。

歩合制とは言っても、固定給+歩合制なので、いわゆるフルコミッション(完全歩合制)ではありません。

僕が働いていた会社は、固定給+歩合給という形態でした。

役職が上がっていくと固定給も上がる仕組みです。

▶関連記事

実際の給与のグラフ

営業マン時代の給与
クリックで拡大

青い棒が、固定給+歩合給
赤い棒が、歩合給のみの金額です。

(3か所グラフが抜けていますが、その月は給与明細を無くしてしまいました。)

2年目の後半からやっと歩合給が入るようになってきて、ひと月の給与が100万円を超えたのは2年10か月目の給与ですね。

フルコミッション(完全歩合制)の方が稼げる?

これから「営業職に就こうかな?」と考えている人に、給与の形態を紹介します。

営業マンの給与形態には、このような種類があります。

  • 固定給のみ
  • 固定給+歩合給
  • 完全歩合給(フルコミッション)

完全歩合給(フルコミッション)

「完全歩合制(フルコミッション)」だと、稼げる金額の振り幅が広いです。

契約を取れなければ、給料は1円ももらえません
その代わり契約が取れた時の歩合給のパーセンテージがめちゃくちゃ高く設定されていることが多いので、1つ契約を取ったら数十万円もらえる、なんてこともザラだそうです。

どこまでリスクを取るか、というところですね。

固定給のみ

「固定給のみ」は、契約に応じて給料が上がることはありません。
昇格していけば少しずつ給与が上がっていくイメージですね。

僕は経験していませんが、会社全体の売り上げが上がればボーナスが出る、という感じだと思います。

固定給+歩合給

「固定給+歩合給」は、固定給で最低限生活できる金額をキープしながら、契約を取ればさらに給与が増える、という形態です。
もちろんフルコミッションと比べると契約に対しての歩合のパーセンテージが低いので、1契約で数十万円稼げることは少ないと思います。(業種によると思われる。)

リスクを減らしながら、契約を取ればさらに給与を上げられる、というバランスの良い形態です。

どうやって給与形態を確認する?

「種類は分かったけど、面接する前にどうやって確認すればいいの?」

こういう疑問も出るかと思います。

これはリクナビやマイナビなどの就活サイト・転職サイトの求人情報を見れば書いてあると思いますが、
ちゃんと面接時、面接官に確かめておいた方がいいですね。

安定はしていない?

グラフを見ていただくとわかると思いますが、僕の場合はかなり不安定な状態でした。

売っている商品の特徴も影響していたので、「大体平均すると月いくらくらい稼げている」という感覚で働いていました。

平均を出すと、52万円程度です。

「意外と少ないな」と思われる方も多いかもしれませんね。

単純な年収で計算すると、624万円くらいです。

個人的には、何の資格もない、営業経験もない、学歴もない、コミュニケーションも苦手な僕のような人間が3年目には年収600万円以上になれたのは、悪くはないと考えています。

少ないときはほぼ固定給のみ(25万円前後)で、多いときは100万円台と、かなり振り幅が広かったです。

 

僕が勤めていた会社の場合は、成績トップの営業マンで、おそらく年収1,000万円くらい。
成績が悪い最下位の営業マンは当然固定給のみで、年収300万円くらいでした。

時給換算すると…。

今までの話だと、「資格も経験も無しでそれだけ稼げるなら充分じゃない?」と思われるかもしれません。

ただ、実際はかなりの長時間労働でした

朝9時に始業ですが、実際には8時くらいに出社する必要があり、夜は早くても22時に会社を出れるくらい。
0時をまわることなんてしょっちゅうです。

夜中の2時、3時などになる場合は、睡眠時間を少しでも確保するために会社に寝泊まりしていました。

平均して1日15時間くらいの勤務で、ひどい月は1か月に2日休めるかどうか、というくらい。
これは僕だけではなく、多くの社員がそういう状況でした。

ざっくり時給換算すると、1,300円くらいじゃないでしょうか?
新人の頃なんかは時給600円くらいの計算になってしまうと思います。笑

そう考えると、ちょっと高いアルバイト程度じゃん…となりますね。
(もちろんアルバイトより、社会人として得られるものは大きいです。)

なので、これから営業職への就職を考えている人は”実際の労働時間はどのくらいか”を確かめた方がいいです。
僕の場合は面接時に平気でウソをつかれました。
面接官は「早ければ19時くらいに帰れる」とか言ってましたが、そんな時間に帰った人は4年半勤めて一人も見ていません。笑

面接時に「入社して実際の労働時間が違ったら辞めます。」くらい強気で言ってしまった方が本当のことを言ってもらえそうな気がします。

 

とにかく、お金だけで考えてしまうと、「時給換算したら絶望的な給与だった…。」と後悔するかもしれません。
そういう視点も持って会社を選んだ方がいいです。
(労働時間が気にならない人は別にいいですが。)

最後に

僕の経験と、まわりの営業マンを見て感じましたが、営業職は未経験でも努力次第でかなりカバーできます。

ただ、向き不向きは存在します

今思うと僕は絶望的に向いていませんでした。

向き不向きについては別の記事でまとめたので読んでみてください。

 

それでは。

関連記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました