新型コロナウイルスの影響で、「リモートワーク」という言葉が一般的に知られるようになりましたね。
僕は2019年の11月ごろに転職したのですが、「いつかはリモートワークで働くか、自営業として働きたい。」と考えたのも転職のきっかけでした。
そのために外回りの営業職を辞め、主にPCを使う仕事に切り替えました。
新型コロナウイルスの影響
リモートワークは、思わぬ形で実現しました。
新型コロナウイルスの影響です。
あまり良い理由ではありませんでしたが、リモートワークを経験するきっかけになりました。
期間は緊急事態宣言が解除されるまでの2ヶ月間ほどでした。
リモートワークと出勤、どっちが良い?
リモートワーク(在宅ワーク)と、通常の出社、どちらが良いのか、ということをまとめていきます。
個人的な結論
個人的な意見としては、仕事自体は出社した方が圧倒的にやりやすいです。
理由は最後に述べます。
まずはリモートと出社、それぞれのメリットとデメリットを挙げていきます。
リモートワーク(在宅ワーク)
メリット
リモートワークの最大のメリットは、「通勤時間が無くなる」という点と、「新型コロナの感染リスクが減る」ことだと思います。
仮に、出社に往復2時間かかるとして、身支度は30分だとしましょう。
通勤がなくなるだけで、2時間30分も自由な時間が手に入ります。
2時間30分もあったら、できることの幅は増えますよね。
家族がいる人は、家族とのコミュニケーションの時間も多く取れます。
また、新型コロナウイルスに感染する確率は、ほぼゼロでしょう。家から出なければ。
現時点(2020年7月29日)でまだ有効な薬が開発されていない以上、感染は避けたいですよね。
デメリット
デメリットとしては、ミーティングなどの「会話のテンポが悪い」というところが大きいです。
全ての人が良いネット環境で接続できるわけでは無いですし、遅延も多少あります。
僕自身、オンライン会議では、「今相手が発言しないか?」と探り探り会話することが多かったです。
また、人によってマイクの調子が悪く、何を話しているか聞こえないことが多かったです。
あとは、個人の問題になりますが「だらけてしまう」というのがあります。
誰も見ていない状況下で働くというのは、気が緩んでしまいやすいですね。
かえって集中しやすい時もありますが、このあたりは自分を上手くコントロールする必要があります。
通常の出社、出勤
メリット
通常の出勤のメリットは、「会話のテンポがいい」(空気感を感じることができる)という点です。
また、雑談などをしている流れで、仕事の良いアイディアが生まれることもあります。
そういった化学反応のようなものは、自宅で一人でいるとなかなか生まれません。
ミーティングもテンポ良く進んでいくし、相手の雰囲気も伝わってくるのでストレスが少ないですね。
デメリット
デメリットは「リモートワークのメリット」の裏返しになりますが、
「通勤にかかる時間・ストレス」と「新型コロナウイルスへの感染リスク」ですね。
それぞれメリットとデメリットを出したところで、まとめていきます。
まとめ
一概には「どちらが良い」と言えません。
というのも、環境によって判断基準が変わるからです。
判断するポイント
職種
例えば、外回りの営業職とプラグラマーでは、全く働き方が変わりますよね。
外回りの営業マンがリモートで働くのは、結構難しいでしょう。
逆に、プログラマーの方はかなりリモートワークに移行しやすいはずです。
PCとネット環境さえあれば作業はできるわけですから。
僕自身は、デザインや広告関係の仕事をメインにやっているので、ネット環境があればほとんど作業可能です。
実際に2ヶ月ほどリモートワークでしたが、作業自体は問題はありませんでした。
職場の環境
職場の環境によっても変わります。
特に「職場の人間関係」が重要かと思います。
実際に僕が経験した問題点を挙げます。
この2点はかなり大きかったです。
というのも、社長が「文章によるコミュニケーションが苦手(嫌い)」という問題がありました。
なので、チャットやメールで仕事の報告や相談をしても、見てもらえなかったり、返信されずスルーされたり、簡単な内容なのにわざわざ電話をしてきたりしました。
これは結構ストレスでしたが、社長や上司がこういう人の場合はどうにもなりませんね…。
また、中にはかなりITリテラシーの低い人も居て、「設定の仕方がわからない」「zoomって何?」というような初歩的な質問を、調べずに聞いてくることもありました。
なので、ITリテラシーがそこそこあり、文章でのやりとりも問題なくできる人の集まり ならスムーズに行くと思います。
家庭の環境
家庭の環境は、「家族との関係」と「仕事をする環境」の2つの点が影響します。
「家族との関係」ですが、例えば奥さんとかなり仲が悪い場合、当然居づらいし、奥さんもストレスが溜まるでしょう。
そういう状況下では仕事はしにくいと思います。
「仕事をする環境」については、
「仕事用のスペースがあるか」「ネット環境はあるか、快適か」という点が重要です。
僕は幸い自分の部屋があり、机なども揃っていました。
ただ問題になったのは、ネット環境でした。
うちのWi-Fi(au home)がかなり遅く、使い物にならないレベルでした。
仕事相手が送ってくれたファイルをダウンロードするのにかなり時間がかかるので、本当に無駄な時間が多くなってしまいました…。
その後、光回線を引いたことでネット環境は劇的に良くなりました。
最後に
リモートワークを経験したことで、
「あれ、自分の仕事って出勤しなくてもできるんだ…」と驚いた方も多かったようです。
僕自身も完全リモートで問題無いのですが、会社の考え方がちょっと古いのと、ネットでのコミュニケーションを嫌がる人が多いため、結局出勤した方が仕事がやりやすい状況になっています…。笑
こういった新しい働き方が確立されていくと、例えば「駅近に済む必要が無いから、駅から遠くて安い家を買おう」という人が増えて家の価値が変わっていったり、「室内をいかに快適にするか」を焦点としたビジネスの需要が増えたり、時代が動きそうですね。
柔軟な働き方をしていきたいものです。
それでは。
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