今回は、「人のせい・環境のせいにする人は損をする」というテーマで書いていきます。
意外と、意識していないうちに人のせいや環境のせいにする人は多いです。
僕自身、気を付けているつもりが、「あ、今のは環境のせいにしていたな。」と後で気が付くことがあります。
そして、この癖は本人にとってとても損な習慣です。どういうことか、具体例も交えて説明していきます。
なぜ人のせい・環境のせいにすると損をするのか?
結論としては、
”人のせい・環境のせいにすると気持ちが楽だが、自分が成長できないから”
これに尽きます。
具体例を紹介していきます。
環境のせいにする人・しない人の具体例
僕は以前、営業マンとして働いていました。
ほぼ毎日、営業マンたちの売り上げランキングが発表されます。
そして、やはりスーパー営業マンと呼ばれる人と、売れない営業マンで分かれてしまいます。残酷ですが仕方ありません。
ちなみに僕は”スーパー営業マン”だったとは思いませんが、月に100万円という給料をもらうこともありました。
そんな僕が、働いている中でスーパー営業マンの特徴として感じたのが、
”人のせい・環境のせいにしない” ということでした。
逆に、売れない営業マンは、人のせいや環境のせいにします。
商談がうまくいかなかった時の、悪い例を紹介します。
少し大袈裟に書きましたが、こういう思考が悪い例です。
口に出さなくても心の中でこう思ってしまう人は案外多いと思います。
そして、スーパー営業マンの思考はこうでした。↓
僕が見てきたスーパー営業マンは、このように考え、お客様に納得してもらった上で売り上げをバンバン上げていました。
”自分に原因がある”と考えられる人はなぜ結果を出せるのか?
これだけ思考の差があると、結果も差が出ます。
これはもちろん、営業だけでなく、その他のビジネスマンや、YouTuber、ブロガー、アフィリエイター、スポーツ選手、誰にでも当てはまります。
パートナーとのコミュニケーションでも、上手くいく・上手くいかない が分かれます。
「自分に何ができるか?」と考えられる人は、他人や環境に無駄な期待をしていません。
愚痴を言ったり、まわりのせいにする人は、まわりが良くしてくれることを期待しています。それでは何も変わりません。
”自分ができること”に集中するので、実力を上げ、結果を出せるようになります。
これは、僕が勤めていた会社の役員の方々は必ず持っている思考でした。
どういう意識で取り組むべきか。
結局のところ、”相手や環境は、簡単に変えられない”と思うことです。
その上で、
”相手や環境を変えるために、自分ができる最大限の行動は何か?”
”相手や環境が変わらなくても、自分にできる最大限の行動をしよう。”
そう考え、行動できれば、その先の将来は確実に変わります。
これは多くの成功者に共通しています。
「自分に何ができるか?」に集中すると得られるメリット
「自分に何ができるか?」に集中すると、どんなメリットがあるか、挙げていきます。
メリット1 無駄なストレスが減る
自分以外のものに期待をしないので、
「なんであの人は気を遣ってくれないんだろう。」
「もっと良い環境なら結果が出せるのに…。」
といったストレスを、そもそも感じません。
ストレスが少ない状態で仕事をしている人の方が集中できるのは当たり前ですよね?
メリット2 環境のせいにする人より成長できる
このマインドで毎日仕事をしていると、1日1日差がついていきます。
1年経ったらとんでもない差になります。
ちなみに、1日1%成長すると、1年後には37.8倍になります。
あなたが他の人より意識高く過ごし、1%だけでも差をつけていけば、1年後には37倍以上の成長の差になっています。
逆もまた然り。
時間で換算すると、1日の1%は15分。
人より15分長く、何かを学んだりアウトプットすることって、そんなに大変じゃありませんよね?
これを意識して打ち込めば、確実に成長していけます。
メリット3 周囲の協力が得られやすい
周囲の協力が得られる人も、環境が良くなり成長しやすくなります。
なぜ周囲の協力が得られやすくなるかというと、「あの人は人のせいにしないで、自分のできることを頑張っている。」というイメージを持たれるからです。
あなたが協力する側なら、人のせいにしない人が良いに決まってますよね?
メリット4 結果に差が出る
これまでのことを踏まえて、人のせい・環境のせいにしない人は確実に成長するので、長い目で見ると当然のように結果が出ます。
短期的には出ないこともあるので、焦らず頑張りましょう。
まとめ
最後に、「なぜ人は、こういう意識で活動することができないのか?」を考えました。
結果、”その方が自分が楽だから・傷つかないから”だと結論づけました。
他人や環境のせいにしたほうが、気持ちが楽ですもんね。
”自分に問題があるかもしれない”と考えるのは、疲れるし、ストレスもかかります。
逃げたくなる気持ちはとてもわかりますが、それを乗り越えて、長い目で成長することを目標にできる人が成功するのだと思います。
この記事を書きながら、僕自身も、自分のことを第三者目線で見ていこうと思えました。
「自分は環境のせいにしているわけがない」と思い込んでしまうと自分で気が付けなくなってしまうので、そうならないように気を引き締めます。
”自分に何ができるか”に集中して、最高のパフォーマンスで毎日成長していきましょう!
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